ハクション大魔王とは

ハクション大魔王は、1969年10月5日から1970年9月27日までフジテレビ系で放映されたテレビアニメです。全104話からなるギャグストーリーで、タツノコプロにより制作されました。漫画版も存在し、「週刊ぼくらマガジン」「たのしい幼稚園」で連載されていました。そして2006年7月にはミュージカル「帰ってきた!ハクション大魔王」が開催されました。ハクション大魔王が企画される動機となったのは、それまでに「ひみつのアッコちゃん」や「魔法使いサリー」といったコミカルな魔法使いのアニメがヒットしていたからだと言われています。また、ベースとなったアイデアは、「アラジンと魔法のランプ」だそうです。ハクション大魔王の好物がハンバーグであることは非常に印象深いものではありますが、この理由には色々と噂があり、スポンサーがマルシンハンバーグで有名なマルシンフーズであったことが最有力視されています。企画の段階ではコロッケがハクション大魔王の好物に設定されていましたが、アフレコ段階になってからハンバーグに変更されたと言われています。

ハクション大魔王のストーリー

カンちゃんという男の子がいました。カンちゃんの家には屋根裏部屋があり、そこに魔法の壷がありました。壷の中には、魔王の一族が住んでいました。くしゃみをすると、壷からハクション大魔王が出てきます。また、あくびをすると、壷からは魔王の娘のあくびちゃんが出てきます。カンちゃんはずっと、ハクション大魔王とあくびちゃんの存在を家族に見つからないようにしていました。けれども、存在が発覚してからは、ハクション大魔王とあくびちゃんは、カンちゃんの両親に受け入れられ、家族の一員として暮らすようになりました。ハクション大魔王は最初、手を振って魔法の力を発揮していましたが、後にマジックハンドで魔法を使うようになりました。最終回では、ハクション大魔王の父親(あくびちゃんのおじいさん)である大々魔王によって、ハクション大魔王とあくびちゃんは、壷の中に永久に戻され、壷は空へと消え去って行きました。

ハクション大魔王の名台詞

ハクション大魔王は、壷から飛び出してきた時に、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。」と叫びます。ハクション大魔王の娘のアクビちゃんは、壷から飛び出てきた際に、「出まして来ましてアクビちゃーん。」と叫びます。また、ハクション大魔王は、壷に戻る時に、「ハイチャラバーイ」と叫びます。そして、ハクション大魔王が魔法をかける時は、「えんや、とっと」と連呼します。また、痛い思いをした時は、「スカンタコメラ、ホゲチョメラ」と言ってました。他にも印象的なセリフに、「わしゃもう〜かなわんよ〜」とか、「駄目なのよ〜駄目なのよ〜」や、「ほえ〜」といった絶叫までありました。そして、泣くときは「おろろーん」と叫びます。また、最も印象的なセリフは、ハクション大魔王が両腕をふったり、マジックハンドをくるりとまわしながらのセリフで、「アラビン、ドビン、はげちゃびーん」というものがあります。また、アクビちゃんは、タンバリンを叩きながら、「アラピン、カラビン、スカンピーン」と唱えます。

■詳細

ハクション大魔王

ハクション大魔王 DVD

■その他

フローラルコラージュ オフィシャルサイト フラワーミュージアム

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